イタコ業は従量課金が基本である。確かに、イタコ接続は最初にハンドシェイクすれば終わりというものではなく、接続維持にこそ精神集中コストがかかるプロトコルであるからしかたがないといえばしかたがない。 だがこれだけイタコサービスが増えてくると、各社企業努力を続けないと食っていけないのである。その点、90年代後期のイタホーダイは、余剰リソース(イタコは夜はヒマしてるのだ)の有効活用という点ですばらしいものだった。 残念ながら経路側の問題で「イタホタイムはつながりにくい」「混線して、おじいちゃんじゃなくナポレオン降臨」「トラフィック増大による速度低下でただでさえ長いおばあちゃんの話が三倍に」「誤り訂正の再リクエスト頻発で、あんだってぇ? とんでもねぇあたしゃかみさまだ」などの問題が発生し、サービスの縮小を余儀なくされたことは記憶に新しい。 だがいつまでも従来どおりの従量課金ではユーザのニーズに応えら