米国ホワイトハウスのスポークスマンは今月19日、「ブッシュ大統領と国務長官、国家安全保障担当大統領補佐官が10カ国以上の首脳と北朝鮮のミサイル問題を協議した」と明らかにした。 北朝鮮ミサイル問題に関して米国と最も緊密に協力すべき国は韓国だろう。北朝鮮が核兵器を初めて開発した時の標的は韓国であったし、米国と北朝鮮が核またはミサイルによって衝突する場合、その衝突の現場となるのもまた韓国であるからだ。韓国は北朝鮮の核・ミサイル問題がどう進展するかによって国家と 4700万の国民、さらには2400万の北朝鮮同胞の運命が左右される当事者中の当事者だ。 しかしブッシュ大統領と韓国の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の間で電話会談が行われることはなかった。ライス国務長官と潘基文(パン・ギムン)外交通商部長官の通話が大統領間の会談の代わりとなった。ブッシュ大統領はホットラインを設けている日本の小泉首相とはも