本屋で今週の『読売ウィークリー』(2006年6月18日号)を立ち読みする。「バブル再来!06「就活」」という記事がある一方で、このあいだ起きた「海洋学者」一家の事件の記事もあり、その二つの記事が気になったのだ。 「就活」の記事は、大手企業だけではなく、業界2番手、3番手あたりの企業に行く人には、楽々内定が出ているという内容。この前の『Newsweek』の記事の内容と同様に、大手企業や職種にこだわってしまう人は、苦戦してしまうらしい。そんなわけで、楽に内定を取れる人と、なかなか内定が出ない人の二極化が起きている。バブル期の反省から、企業が採用にあたって学歴や出身校よりも人物重視になっているといわれるが、とはいえ入社してから学歴で差別化されているともあって興味深い。 結局、今年の就活は売り手市場なのだから、「数打ちゃ当たる」ということではないだろうか。エントリーの時に会社を選択するのではなく、