オタクは死にました - kasindouの○記 オタキングの岡田さんが、泣いてみせたそうだ。“「おたく」は死んだ”として。今更人前で泣いてみせなくてもいいのに、と思う。あの人は十分に賢いようにみえるので、本当はとっくに気付いていた筈だ。誰もいない時にこっそり泣いていた筈だ。なんか理由があって、今回敢えて人前で泣き直したんだろうけれど。 オタク黎明期を支え、未開のジャングルのような状況を死にものぐるいで開拓してくれた第一〜第二世代オタク*1は、とっくの昔に少数派になっていた。現在オタク趣味と呼ばれやすい諸分野(アニメ、漫画、ゲーム、アイドルetc)は、膨大な作品群とそれらを選別するレビューやまとめサイトの存在によって、いまや「自力でジャングルを開拓するおたく」ほどの能動性や執着が無くても楽しめるものとなった。オタク趣味を楽しむ為に「おたく」たらなければならない必然性自体は、個々のオタクにはも