風邪が治らなくて、延々ずっと体が本調子でない。そろそろ病院行かなきゃダメかも。 私はソウル大学院の言論情報学科という所の交換留学生ということになっている。 しかし……ここには本当に失望した。基本的に英語の古典理論を読むというのが重視されていて、韓国の近代史を教えたりしてる人はすごくマイノリティ(その韓国の近代史も大体英語の資料なんだけど)、という話は前にしましたが……。 こっちでは社会学のヴァリエーションが少なくて、要するに官僚と一緒になって政策立案する人――大体統計を使う「実証派」――と、「それ以外」という感じ。 政治学だったら、東大社会科学研究所みたいなことやってる人も、いるにはいるんだが。 そんで「それ以外」は、まとめて「カルチュラル・スタディーズ」と呼ばれている。日本で言う、ポストモダンも、記号論も、消費社会論も、何もかも「カルチュラル・スタディーズ」として90年代初頭くらいに流入