おかげさまで、弊ブログのアクセス数が10万を超えました。皆様の日頃のご愛読に改めて御礼申し上げます。 今回は少しフライングですが、小泉総理に対する私のアンビバレントな心情を書きます。 小泉総理さようなら 小泉総理が今月末に退任する。毀誉褒貶を受けるのは政治指導者の常とはいえ、小泉総理の場合、殊のほか褒貶のコントラストが著しかった。とくに、中国や韓国との関係については、靖国神社参拝のせいで、総理への評価が割れるという以上に、国論まで真っ二つに割れてしまった。 私のような 「中国屋」 は、小泉総理のためにかなりの影響を被った。 しかし、そのせいで小泉総理のことを恨んでいるかというと、どこか 「愛憎半ば」 なのである。この人は、中国人があれほど不快がり、怒る靖国神社参拝を毎年繰り返す一方で、いつも 「私は日中友好論者だ」 と述べていた。こう言ったら中国人から怒られそうだが、「その言葉はあながち嘘