自殺者が、8年連続で3万人を超え、一方の出生率は、1.25と、日本という国を見たときにあまりおめでたくないニュースが続きました。 このまま出生率が下がると、当然のことながら、若者の人口が減ってしまいます。2人から、1.25人しか生まれないとなったら、当然です。 超高齢化+少子化で、労働人口は減少。その結果どうなるか、ということで、不足する労働人口を、移民によりまかなおうというのは当然の流れです。しかし、日本ではこのことをほとんど論ずる人はいません。私の記憶で、メディアでどうどうとかかっていたのは、ホリエモン 元livedoor社長くらいですかね。 総理になったらどうしますか?という質問に対して、少子化対策に、移民を受け入れるしかないときっぱり言っていました。 最近、以下のエントリーでも論じられていました。 カトラー:katolerのマーケティング言論: 移民問題を問う~思考停止状態から脱却
少子化の議論はもうおなか一杯です的腹膨るる業だが、先日発表された今年の合計特殊出生率一・二五関連の話をメディアとかで読んでいて、あまりに物言わざるもなと思いちょっと書く。わかりやすく書くとどっと非難を浴びそうだが、それほど物騒なネタでもないし、亀甲様には及びもせぬが馬鹿呼ばわりされるもブログの芸の内。 話の枕は毎日新聞社説”1.25ショック サバ読み年金設計は出直せ”(参照)。社説としてはどうでもいいような内容だが、次の部分にカチンと。 日本の出生率は世界の先進国ではドイツ(1.34)イタリア(1.30)と並んで最低レベルだ。米国は97年に1.97で底を打ってから上昇傾向に転じている。最大の要因は移民のヒスパニック系住民が原動力になっていることだ。フランス(1.89)は先進国の中で米国に次いで高い。手厚い家族給付と行き届いた育児サポートに起因すると言われる。 どう読むかね、これ。出生率向上
今朝のYOMIURI ONLINEから 小泉首相は1日夜、05年の合計特殊出生率が1・25と過去最低を更新したことに関連し、首相官邸で記者団に「今年になって出生率も回復の兆しがあるとの報告を受けている。今後、少子化対策は最重要課題になってくる」と述べた。 たしか今年の初めに出生率が低下して、人口が減少に転じる事が大きなニュースとして報じられたと記憶しています。また少子化対策が重要と判断したので担当大臣を置いたはずです。それほどの重要課題であるはずなので、国会の予算審議でも対策が論じられなければならないはずです。普通に考えればそうならないとおかしいはずです。 もうすぐ国会は会期が終わりそうです。首相は会期延長には気乗り薄です。この国会で少子化対策はどれほど論じられたのでしょうか。国会のすべての委員会をウォッチングするのは不可能ですから、あくまでもメディアが報じたもの、また具体的に形になったも
いつか日本人がいなくなる!? 少子化は、すでに先進諸国共通の社会問題になっている。日本でも、生まれてくる子どもの数は減る一方だ。日本女性が一生のうちに生む子どもの数は、平均で1.29人(2005年、厚生労働省発表)。1組の夫婦が少なくても2~3人は子どもを生まないと、日本人は将来いなくなってしまうかもしれない。 政府は少子化対策(次世代育成支援)を色々と考えてはいるが、残念ながら効果はそれほど見えてこない。少子化で問題になることとして、国力や労働力の低下、財政の悪化などが取り沙汰されるが、実は私たち個人、一人ひとりにとっても、子どものいないリスクは存在する。 今回は、子どもがいないことで、どんな困ったことが自分自身に起こるのか考えてみたい。 (1)入院したとき保証人がいない 高齢者向けの住宅や施設に入るとき、病院に入院するときには、たいてい保証人が必要だ。場合によっては保
役所による少子化対策について,若者を馬鹿にしているとしか思えないピンボケな話ばかり聞こえてくる.少子化の原因が所得の二極化や雇用の流動化による晩婚・非婚化にあること,子育てにかかる絶対額よりも,子育てにかかる時間の機会費用や,厳しい勤務実態と不釣り合いに脆弱な子育て支援環境にあることは明らかだ.出産費用や避妊費用そのものを重いと感じているひとは限られているし,ましてや出会いがないから結婚しないという話ではない.いまどき,出会っても結婚したり子供を産めない若者の方が多いって訳だ. だから専門委が「地域と家庭の多様な子育て支援」を「まず取り組むべき課題」と位置づけていることは非常に妥当だけれども,例によって楽をしたい役人と手柄を立てたい大臣が提案を骨抜きのバラ蒔き話にすり替えようとしているのか.だとすれば言語道断である. うちには3人の子供がいるが,けっこう子育てというのは大変だ.ふたりめがで
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く