広告はそれ単体では存在せず、そのときの社会状況やそれらに対する認識、周辺の環境との関係などを伴って解釈される。したがって広告単体の効果を評価するということは、ある程度の「割り切り」を前提としたものである。 なんてことを思ったきっかけは、実はきわめてたわいなかったりする、という話。 これは東急田園都市線渋谷駅ホームにある広告だ。2つ並んでいて、右側が東京女学館大学、左側が黄桜酒造の広告となっている。この2つ、なぜこの2つが並んで配置されているのか、が冒頭の感想をもったきっかけだ。最初にことわっとくが、別にこの両者に対してなんら悪い感情をもっているわけでもなければ、おとしめるような意図もない。そこんとこよろしく。 この写真だと、携帯電話についているカメラの性能が悪くてよく見えないので、拡大してみる。 まずは女学館のほう。大学名「東京女学館大学 国際教養学部」の上に、キャッチコピーとして「女性リ