日本のマスコミ特派員は外国報道機関の翻訳者か? 2006年06月05日08時46分 / 提供:PJ 【PJ 2006年06月05日】− 日本の大手マスコミの特派員記事は、すぐれた分析やいち早く海外情勢・事件を伝えてくれるので、常々感心して見ていた。だが、インターネットが発達したこの10年で、特派員記事の評価が変わってきている。 なぜなら、インターネット上で、ニューヨーク・タイムズやウォール・ストリート・ジャーナルなど主な媒体の記事が、ほぼ現地で紙面が配送される前にWEBでアップされ読めるのだ。このためだろうが、現地にいる特派員は、現地マスコミ・通信社の記事を日本語に翻訳して「特派員記事」として本社で取り上げられることは少なくなっている。 グーグル検索による記事収集の容易さが、こうした傾向をますます強めている。一方で、今後ますます正確で、素早い、簡便な電子翻訳ソフトの必要性が高まってく