noharaさんの9月29日付エントリを青狐さん経由で今日読んで、少しコメントさせていただいたのだが、それとは別の件について。そのエントリで言及されているnoharaさんの05年7月24日のエントリへのコメント。 (前略) 最近「あの当時の戦争を」議論している方々も、美化などしていないと思います。しかし自虐一色に染まるのは異常です。多分「殆どの」彼らはここを議論しているはず。私もです。 (後略) よく耳にする論法なので特に発言者に固有の主張としてではなく、一般論として考えてみたいのだが、いったい「自虐一色に染まる」というのはどういうことなのだろうか? 広辞苑第四版によれば「自虐」とは「 自分で自分を責めさいなむこと」と定義されているが、例えば刑事事件の犯人が「私がやりました」「被害者の方に申し訳ない」と語ったからといって「あいつは自虐的だ、けしからん」などとは決して言われないだろう。むしろ