ベルギーでは、政府の内部連絡用文書をオープンファイルフォーマットで作成することを義務付ける案が間もなく承認される。同案が実現すれば、Microsoftには大きな痛手となる。 ベルギーの閣僚会議で現地時間の6月23日に承認されると見られる案では、同国政府内で交わされる文書用の標準フォーマットとしてOpenDocument Format(ODF)が採用されることになっている。現在、世界各国の政府がMicrosoftに対しオープンスタンダードの導入を求めているが、ベルギー政府がオープンソースへの移行を計画していることで、同社に対する圧力はさらに強まることになる。 同案では、2008年9月からベルギー政府の業務内で交わされる全ての文書をオープンスタンダードフォーマットで作成することが義務付けられる。また、ODFが唯一の標準として認められている。ベルギー政府の以前の草案では、ODFとMicrosof