お父様の話、ちょっと感動しました。誰にとっても、働くことは本来喜びなのですよね。 私の父の定年前の働きぶりは、べつに不真面目だったわけではないのでしょうけど、有給休暇を全部使い、仕事よりは趣味を大切にし、同期入社の中では仕事の評価は最低だったそうで、私の目からは、あまり熱心には見えませんでした。 しかし、定年後しばらくして、営業の仕事を得ると、初めてネクタイを締める仕事に就いたといってはよろこび、仕事に必要とあれば、見向きもしなかったパソコンをみるみる覚えました。そして生き生きとして仕事のことを話すようになりました。 仕事が喜びであるためには、努力し、その成果が報われ、達成感が得られることがどうしても必要なことだと思います。父の場合、今の仕事の方が、定年前の仕事よりも、新しいことを覚えたり、成果が目に見えたりとより多くの達成感を感じることができるのかもしれません。そんなこともあるのですね