盗作騒ぎの発端はネチズンの疑惑提起だった。最近、日本で公開された『グエムル-漢江の怪物-』が日本のアニメ『WXIII 機動警察パトレイバー』に登場する廃棄物13号と似ているというもの。反米という設定、下水道を舞台にした展開、怪物が焼かれて死ぬ結末も似ているという指摘だった。 『グエムル-漢江の怪物-』の制作会社チョンオラムは「日本内の反韓流・嫌韓流に起因していると思われる」とし、公式的な対応をしていない。しかし日本での興行については不安を隠せない様子だ。同作は韓流スターなしでも、作品性だけで日本で成功できると自負してきた作品だった。 同作の盗作疑惑のうち、背景の設定とストーリー展開の部分は「敏感過ぎる反応」であるといえる。このような怪物は『WXIII 機動警察パトレイバー』にのみ登場するわけではない。この手の作品で、怪物の誕生過程は一種のひな型のようになっている共通の設定だ。独創性があ