ヨルリン・ウリ党所属の金元雄(キム・ウォンウン)国会統一外交通商委員長は14日、「バーウェル・ベル在韓米軍司令官は、北朝鮮が韓国を攻撃するためにスカッドやノドンミサイル800基以上を保有していると言っているが、北朝鮮は韓国を攻撃すると言ったこともなければ、北朝鮮のミサイルは韓国に向けられているわけでもない」と語った。 金委員長はまた、「米国が先制攻撃を行った場合、北朝鮮が駐韓米軍基地を集中攻撃する可能性はある」とし、「北朝鮮のミサイルはせいぜい数百基程度だ。一方、米国、ロシア、中国は数千数万基の長距離ミサイルを保有しているが、大騒ぎする者はいない」と語った。 国政の最高責任者である盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が、北朝鮮の核開発は自衛用という北朝鮮側の主張に一理あると発言したその流れが、行き着くところまで行ったようだ。 実際のところ北朝鮮は気分を害するたびに、「韓国を火の海にする」など