以前から、『サザエさん』の波平とマスオの奇妙な交流が、ずっと気になって仕方なかった。 アニメ版では波平&マスオ、ときにはそこにノリスケも加わり、夜な夜な会社帰りに 「どうだね、一杯?」「いいですね、お義父さん」なやりとりが定番として繰り広げられる。 そんな義理の親子って、いるもんだろうか。 同じ家に帰る者同士なのに、なぜ途中でイッパイひっかける必要があるのだろうか。これはもう、フネさんとサザエに対する当てつけと解釈して良いのではないか。 というわけで、『長谷川町子全集サザエさん』(1〜22巻・朝日新聞社刊)から、二人の晩酌ライフを調べてみると、さっそく1巻の電車内のシーンで、こんなやりとりが登場した。 波平「どっかで一杯のもうか?」 マスオ「エ? なに?」 波平とマスオの間には、サザエ、ワカメが座っているため、聞き取れず、それを繰り返すうち、間に座っていたサザエがたまらず「どっかで一杯のも
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