産経新聞は、全国に蔓延し日本の国家財政赤字の原因となっている 「給食費滞納者」 を撲滅し、美しい国づくりを推進するキャンペーンを展開する。紙面で関連記事の集中連載を行い、給食費完納の実現とあわよくば部数拡張を呼びかけるねらいだ。 同紙によれば、給食費を滞納する有就学児世帯数は不況の長期化と無関係にモラルや人間力の低下にともなって激増。無駄な公共投資と無関係に単独で各地方公共団体や国の財政を圧迫している。給食費を払わない保護者は、 月3,000円の給食費を払わず、浮いたお金で月数万円の携帯電話代を支払う 月3,000円の給食費を払わず、浮いたお金で高級外車を買う など数学的に不可解な財テクを駆使して豪奢を誇っているはずで、かなりうらやましいという。 全国の給食費滞納者数分布は、なぜか失業率とほぼリンクしており、生活保護を受ける世帯が多い地域ほど滞納率が高いふしぎな傾向も見られるという。産経新