日本のサポーターに「愛国心」はない? 2006年06月14日15時28分 / 提供:PJ 写真拡大 埼玉スタジアムで日本を応援するサポーター。(撮影:安田モモコ、12日) 【PJ 2006年06月14日】− サッカー・ワールドカップ(W杯)が開幕し、普段はサッカーなど興味もない人が青のユニフォームを着て、日本代表を応援する。その国全体で日本代表を応援する姿に、「愛国心」が感じられるとよく言われるが、それはまったくの間違いである。 そもそも「ナショナリズム」や「愛国心」についてのきちんとした定義のないまま、サポーターの盛り上がりが「愛国心」か、どうかを決め付けることはできない。たしかに、サポーターが試合前の日本国国歌斉唱の際に、日の丸を掲げて「君が代」を歌うのを見れば、一見すると「愛国心」を感じせずにはいられない。しかし、サポーターは「日本」を思って、日の丸を掲げ「君が代」を歌っているの