米Intelが2つの通信プロセッサラインを売却し、通信チップ事業の大半から撤退すると報じられている。 San Jose Mercury News紙は、IntelがXScaleプロセッサラインとIXPネットワークプロセッサラインで構成されるパッケージの買収者候補を探していると伝えている。 XScaleはPalmなどの携帯機器に採用されていることで最も知られている。XScaleをベースとするIXPラインはネットワークルータやセキュリティアプライアンスなどの機器向けチップを提供する。 Intelの広報担当者はこの報道に関するコメントを控えた。 Intelが一部事業からの撤退を考えているとしても、それは意外なことではない。ここ数四半期にわたって冴えない業績を報告している同社は4月27日、より機敏な企業へ転じるために、広範な戦略的見直しを開始したと発表した。 Intelのポール・オッテリーニCEO(