ダートマス大学のHany Farid教授は、改ざんされたデジタル写真を検出できるソフトウェアツールを考案した。教授の次なる課題は、動画ファイルや音声ファイルの改ざんを判別することだ。 「もっと簡単にできると思っていたが、意外と難しかった」とFarid教授は述べている。「1分間の動画には何千コマという画像が含まれている。単純に作業が必要なデータ量を考えただけでも大変だ。(静止)画像にはないメモリとランタイムの問題もある」(Farid教授) また、ダートマス大学のImage Science Groupは、警察当局や研究所、そして報道機関が写真詐欺を容易に検出できるようになるためのツールも公開予定だ、と同教授は述べている。 プロセッサの高速化や編集ソフトウェアの高度化により、修整された偽写真が数多く出回るようになった。 このような改ざんは、取るに足りないイタズラに止まらない。劇的な効果を狙って実
![修整動画を暴く--「ニセ写真検出ソフト」開発者の次なる挑戦](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/ed0eebd4b4b2ac7b990e37d706d22aaccf6c9cc1/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjapan.cnet.com%2Fstorage%2F2010%2F12%2F13%2Fde7e08231d72f346b985402e57e5a03d%2Fstory_media%2F20244767%2F022206fd_webvideo_184x138.jpg)