半年ほど前から「河出文庫」のカバーデザインがマイナー・チェンジされました。背の部分の色が白色基調から黄色基調へ変わっただけですが、店頭在庫品は2色が混在しているのでやや見苦しくなってます。とくに参考写真のように多巻もののデザインが食い違うと売れそうな気がしません。結局のところ白は返品して黄で揃えることになるのですが、書店も取次もめんどうな仕事が増えるだけです。なぜ消費税の表示方法が変更されたわけでもないのに、いまどき返品が増えることがわかりきったことをされるのか、ぜんぜん理解できません。それに、以前白で上巻を買った人が、下巻を買おうとし たら黄しかなくて、細かいことが気になるたちの人は気持ちがよくないでしょう。 講談社現代新書は、1年ほど前にカバーデザインを一新しましたが、これはたいへん評判がよくないようです。長年なじんだクリーム色のカバーとはまったく違うので、同じシリーズとは認識されず、