最近のPCハードウェアのアップグレード曲線はかつてとは様相を異にしている。皆さんは、最先端技術を用いたフル装備のシステムを購入しても、2年もしないうちに、最新の主要アプリケーションを実行するにはパワー不足となってしまっていた時代を覚えているだろうか? わたしは確かに覚えている。だが、それほど懐かしい気持ちにはならない。皆さんの多くと同様、わたしも7年前に購入したPentium IIIシステムをいまだに電子メールやWeb閲覧、ワープロなど、大半の日常の用事に使えるという事実を嬉しく思っている。われわれは自宅のPCに関しては、古くなったシステムを各種の用途向けに取っておいたり、あるいはアップグレード時に、古いがまだ使えるシステムを友人や家族に譲ったりといったことができている。 さらに重要なことには、新しいPCハードウェアにアップグレードする必要が特にないという事実のおかげで、多くの企業はここ最
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