ミサイル乱射以降、北朝鮮の「将軍様」の動きが不明であるという。穴にもぐっているとか、どこかに隠れているとか、推測が飛び交っているが、私は年内にでもこの体制は崩壊すると思っている。 その最大の理由は「金欠」であり、米国の経済制裁が功を奏しているからである。日本政府がもっと早く、「送金停止」、少なくとも「万景峯号」の入港禁止を決断していれば完全に音を上げていたに違いなかったのだが・・・ 「金の切れ目が縁の切れ目」、内心快く思っていないのに、金品をもらえて良い生活ができるのであれば、誰だってその好条件を捨てる気にはならないから「ついていく」だろう。「面従腹背」もあの国にとっては生きる手段である。しかし、米国の徹底した金融禁止措置は、ついに将軍様の権威を地に落とし始めた。もともと「山賊出身の家系」だから、部下をつなぎとめるには「金品」しかないのである。それが止められたのだから、部下たちは離れていく