Microsoftの会長兼チーフソフトウェアアーキテクトのビル・ゲイツ氏は、31年前に創業した同社を2008年に退き、自身が手掛けている慈善事業に専念する考えを明らかにした。 同氏は6月15日、会長職には今後も留まるとし、「自分がMicrosoftの会長でなくなることは」考えられないと語った。 「これは退職ではない。優先順位の変更だ」とするゲイツ氏は、今後は自身の時間を「Bill & Melinda Gates Foundation」に費やす計画だと説明した。 現在50歳のゲイツ氏は、1975年に幼なじみのポール・アレン氏とともにMicrosoftを創設した。1986年に株式を公開、2000年にスティーブ・バルマー氏がCEO(最高経営責任者)に就くまで同社の会長兼CEOを務めた。ゲイツ氏は2000年に妻とビル&メリンダ・ゲイツ財団を設立。同団体の現在の資産額は291億ドルとされている。 ゲ
![ゲイツ氏の「引き際」はMS復活ののろし?](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/547210857760c8cfdb3be12dccb0ee87c19d3498/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fnews%2Farticles%2F0606%2F16%2Fyu_ozzie.jpg)