「Internet Explorer」に存在する、パッチ未公開のセキュリティ問題を悪用し、ユーザーに悪質なソフトウェアをインストールさせようと試みるサイトが出現したと、専門家らが米国時間9月19日に警告を発した。 この脆弱性は、IE 6のグラフィックス処理を行う部分に存在する。複数のセキュリティ企業によれば、攻撃者は、ウェブサイトや電子メールに書かれた悪質なリンクをユーザーにクリックさせることで、彼らの気付かないうちに悪質なソフトウェアをWindows PCにインストールするという。 VeriSignのiDefense事業部で緊急対策チーム担当ディレクターを務めるKen Dunham氏は、電子メールによる声明のなかで、「これまでのパッチをすべて適用したInternet Explorerブラウザでさえも、この問題に対しては脆弱だ。この新しいゼロデイ攻撃は簡単に真似ることができる。したがって近
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