ラスベガス発--無線LAN経由でPCへ不正侵入することは、ワイヤレスネットワーク機器を動作させるソフトウェアの脆弱性を悪用することで可能だ、とセキュリティ専門家が米国時間8月2日に注意を呼びかけた。 攻撃者は悪質なネットワークトラフィックを脆弱なコンピュータに送ることで、ノートPCの制御を完全に奪うことができる、とセキュリティサービスプロバイダーSecureWorksの上級研究員David Maynor氏がラスベガスで開催のセキュリティイベント「Black Hat」のプレゼンテーションで述べた。 研究者Johnny Cache氏と共にMaynor氏は、Apple Computer製「MacBook」への攻撃が成功したビデオを披露した。ただし、その攻撃はMacBookのみならず、その他のPCでも(ノートでもデスクトップでも)可能だと両研究者は述べた。 「このようなドライバの脆弱性は珍しくない
![無線LANを使ったPCへの侵入--専門家が注意を呼びかけ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b2e7e8148382fd7b3dec79b2c199e08ace74193a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjapan.cnet.com%2Fmedia%2Fc%2F2012%2Fimages%2Flogo%2Flogo_ogp_1200.png)