サンフランシスコ発--世界第2位の携帯電話端末メーカーであるMotorolaにとって、Linuxは未来を担うソフトウェアだ。 「今後数年以内に、当社の携帯電話プラットフォームのうち50(%)から60%がLinuxベースとなるめどが立った」と、当地で開催中のLinuxWorld Conference and Expoにおいて、取材に答えたMotorolaのモバイルデバイスソフトウェア担当バイスプレジデント、Greg Besio氏は語った。 これまで、Motorolaが展開するLinuxベース携帯電話の大部分はアジアに出荷され、しかもハイエンドの「高機能端末」に限られていた。しかし同社は最近になって、より一般的なモデルの「ROKR E2」にもLinuxを搭載した。Besio氏はROKR E2をLinuxWorldでの講演の際に披露した。 同氏はさらに、Motorolaは100ドルから300ドル