知人の中小企業の社長が「元気が出るシステム」を発明し、話題を呼んでいます。社員の奥さん方から「旦那の給料が上がったらその半分を必ずお小遣いにする」という誓約書をもらいます。くれないと旦那さんの昇給をなしにするというのです。 奥さんにお小遣いを増やしてもらうために知恵を使う。お父さんによっては、お小遣いを増やすために費やすエネルギーは、上司に給料を増やしてもらうより多いかもしれません。結構お小遣いを巡って条件闘争を“楽しんでいる”お父さんも多いとは思います。しかし、これはお父さんを家に帰ってもサラリーマンから離れられなくしているのかもしれません。 お小遣いの制度は、いったいいつからできたのでしょうか。江戸や明治の時も旦那さんが奥さんからお小遣いをもらっていたのでしょうか。研究していない僕には分かりませんが、「主人」と呼ばれている旦那様が毎月立場の弱い奥さんにお小遣いをもらう姿は想像できません