シャープの「Linuxザウルス」は、2002年12月にヒット作「SL-C700」が発売されてから、既に4年を数えるシリーズに成長している。その最新機種が今年の3月に発売された「SL-C3200」である。現時点では発売から3ヶ月以上が経過しているため、少々旬を外した感は否めないが、本稿ではその内容と完成度を改めて吟味しつつ、シリーズの進化の過程を振り返ってみたいと思う。 「SL-C3200」(右手前)と前モデルの「SL-C3100」(左奥)。カラーリングが違うが、きょう体デザインは全く同じである 液晶を閉じたSL-C3200の様子。一つ前の機種であるSL-C3100と比較すると、カラーリングのせいかややエレガントな印象を受ける 前機種のSL-C3100の外観。SL-C3200と比較するとややソリッドな印象がある SL-C3200(右手前)とSL-C3100(左手奥)。共に液晶を閉じた状態 L