インターネットセキュリティシステムズ(ISS)は、VoIPに関するセキュリティ環境の現状などについて説明を行った。 米Internet Security Systemsの技術戦略担当ディレクターのダニエル・S・インゲバルドソン氏は、「スーパーハッカー(クラッカー、以下同)と呼ばれる人たちは、ワームを開発することよって金銭的見返りを求める傾向が強い」と前置きし、「Googleは、ハッカーたちにとって脆弱性のあるサイトを探すための最高のツールとなっている。辿り着いたサイトのURLにいくつかの文字列を入力し、その結果、得られるエラーメッセージなどを利用して侵入を図っている。これにより、クレジットカード情報などの入手が可能で、その情報はハッカーサイトで売買されている。ウクライナのハッカーサイトでは、各国のクレジットカード情報が135ドルで取引されているほか、他のハッカーサイトではIDカード情報も高