7月にアイオーデータから「SlingBox」、ノバックから「どこでもTV for Skype」が相次いで発売された。両製品ともシステムは異なるが「海外からでも日本の自宅のテレビが見られる」というコンセプトの製品である。この2製品の前には、すでにソニーが2年前から同コンセプトの「ロケーションフリー(旧名ロケーションフリーテレビ/エアボード)」、略称「ロケフリ」を3製品リリースしている。 筆者は中国の滞在先に元祖の12.1インチモニタ付きロケフリこと「LF-X1」を長い間導入していたが、ここに来て同コンセプトの製品が2製品リリースされたので、海外からの、というより中国からの、さらに具体的には中国の一都市の筆者の家からの閲覧では、ロケーションフリーを含めた3製品でどれが一番快適なのかを検証してみた。 なお、今回の実験はインターネットによる映像の発信は日本で、受信は中国でしか行なっていない。中国の