最近、業界の(ほんの)一部で、従来型クリエイティブと Web前提型クリエイティブの違いについて議論が盛んだ。 それで、その違いは何だろうと思って、考えてみた。 そしたら、それを例えるにふさわしいちょうどいい例があった。 作曲家・小室哲哉とつんく(つんく♂)である。 小室哲哉。彼のプロデュースは一方通行である。 ■世間一般の流行に乗った形のアートワーク ■一般的にかわいい・美しいとされるボーカルの起用 ■「かっこいい」とされるアレンジの採用 以上のようなコンセプトで、上流から下流へ水を流すがごとく、 たくさんのヒット曲を生み出した。 一方、つんく。彼のプロデュースは双方向(というか逆方向)。 ■ダサいが注目を集めそうな70〜80年代アートワーク。 ■賛否両論集めそうな「子供」「微ブサ」の採用。 ■「とにかく気になる耳障りな」アレンジの採用。 ボーカルは公募し、グ