外国人犯罪が多発していて、さすがの警察ももてあまし気味のようである。ただし、渋谷での誘拐犯逮捕は、代官山の住人の「機敏で適切な判断(車のナンバー、などの通報)」によって未然に防がれたからいいものの、それがなかったらどんな悲劇に結びついていたかわからない。 昨日は都心での会合に出て、1時間半近くかかる電車内で、一冊本を読み上げた。今朝の産経抄に紹介されていた「世田谷一家殺人事件・・・侵入者たちの告白」(齊藤寅著・草思社)である。家内が買い求めてきて一気に読破し、仰天したと言い私にも読むように、と言うので読んだのだが、私も仰天した。 大阪の曽根崎での風俗嬢殺し、大分での、中国人など留学生の身元引受人であった老夫婦殺し、などなど、日本人には考えもつかない極悪非道で残虐な、昔のシナ大陸での「通化事件」で、日本人居留者の婦女子2百数十名が中国の保安隊によって虐殺された「殺し方」同様のひどい事件だった