写真は、中国、成都(Chengdu)にある聖愛特殊教育センター(Holy Love Special Education and Training Center)で、自閉症の男の子。(c)AFP/LIU Jin 【パリ/フランス 18日 AFP】フランスの研究者グループが、自閉症に関係すると思われる新たな遺伝子を発見したとの論文が17日、英科学誌「ネイチャー(Nature)」の姉妹誌、「ネイチャー・ジェネティクス(Nature Genetics)」 電子版に掲載された。 自閉症の子ども5人を対象とした調査で、全員が人間の脳内で言語発達に不可欠な神経系の形成に重要な役割を担うシャンク3(SHANK3)という遺伝子に異常があったという。 自閉症は、一般的な方法で意思の疎通や人間関係を構築することが困難。もっとも特徴的な症状として、コミュニケーション障害、対人関係構築障害、常同・執着的行動な