都営地下鉄「大江戸線」は、都心部を走る環状線部分と都心部から郊外に向う放射状部分を合体させたハイブリッドタイプの路線だと言われています。つまり都庁前駅を出た電車は都心部の地下を山手線のようにグルリと一周してまた都庁前駅に帰ってきたあと、今度は郊外の光が丘を目指してまっしぐらに進んで行く、というわけです。 不肖私は、へぇ、そうなのかぁ…と何も考えずにその説明を鵜呑みにして分かったつもりになっていたのですが、ある日、東新宿駅から六本木駅へ抜けようとして、気が狂いそうになりました… ▼都庁前駅での「超異常体験」 東新宿を出た電車が都庁前駅に着きました。 車内アナウンスが「この電車はここで終点だから乗り換えろ」と言います。 「えっ、このまま六本木まで直通じゃないのかよ?」と意外に思ったものの、どうせ環状線です、降りたホームの向かいの線に六本木方面の電車が待ってるか、少なくとも入線してくるのだろうと