いまや低所得者層のセーフティネットという皮肉 カネを返せなければ「臓器売買」か「マグロ船」!?まるで漫画のような闇金が本当に大繁盛中=小泉深 (SAPIO 2009年9月9日号掲載) 2009年9月21日(月)配信 8ページ中 1ページ目 前のページ | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 次のページ 文=小泉深(金融ジャーナリスト) 貸金業法の改正で消費者金融が青息吐息になっているのを見て狂喜乱舞したのが闇金融業者である。浅薄で安易な政治家たちのパフォーマンスによって、低所得者層には、これまで以上の地獄が口を開けている。その手口とは。 「毎日、午前0時までは自宅に戻れない生活が続いていました。最近はやっと警察も私の訴えを理解してくれて、さすがに相手も家まで来なくなりましたが、それまでは毎日電話が鳴り止まず、自宅の玄関には『いないのでまた来ます