昨年、大きな議論を呼んだトピックに「生活保護」がある。次長課長・河本準一の母親が生活保護受給者であることに端を発し、「不正受給にあたるのではないか?」とバッシングが繰り広げられた一件だ。その後、火種はほかのタレントや公務員などにも飛び火。一方で受給者への風当たりはいっそう強くなった。しかし、ほかの先進国を見れば、日本の生活保護バッシングは異常事態といわざるを得ない。というのも、たとえば『ハリー・ポッター』(静山社)シリーズの著者であるJ・K・ローリングは、“シングルマザーとして生活保護を受けながら、あの小説を書いていた”というのだ。 そのことについて言及しているのは、雨宮処凜の新刊『14歳からわかる生活保護(14歳の世渡り術)』(河出書房新社)。この本のなかで雨宮は、生活保護問題に詳しい弁護士・尾藤廣喜にインタビューしているのだが、尾藤は他国の生活保護を受けられる人が受給している割合(捕捉
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