津田健次郎 憂いを帯びた低音ボイスと豊かな表現力で、人々に愛される数々のキャラクターを生み出してきた声優・津田健次郎。昨年はNHK連続テレビ小説「エール」の語りを担当して話題を呼んだが、WOWOW開局30周年記念プロジェクト「アクターズ・ショート・フィルム」では監督業にトライ。活躍の場をますます広げている。20代は「仕事がまったくなかった。世の中から必要とされていないことが、とてもしんどかった」という津田。「諦めなければ、負けていない」と“執念”を胸に突き進んできた津田が、艶声の裏に隠されたものづくりへの情熱や、貫いているモットーを語った。 【動画】インタビュー中の様子 監督業はしんどいけれど楽しい! 津田健次郎監督『GET SET GO』より。大東俊介(左)と竜星涼(右) 無類の映画好きで中学時代から一人で名画座に通い、高校生の頃には「いつか映画を撮ってみたい」と思っていたという津田。2