日本テレビが業界初の「仰天改革」に乗り出す。昨年、宿敵フジテレビを視聴率で上回り3冠王の座を奪取した。一見、改革など不要そうだが、ここにきて視聴率低迷が続き、王座が危うくなっている。そんななか上層部が考えたのが、数字が取れないプロデューサーやディレクターを自衛隊に強制的に体験入隊させて研修を積ませるというものだ。 日テレに勢いがあったのは今年4月まで。2011年の年間&年度視聴率で3冠王を取ったものの、その後はズルズルと視聴率を下げ、3冠王は「三日天下で終わる?」とまでいわれている。この危機を打開するため、自衛隊へ強制入隊させる研修が具体的に話し合われているのだ。目的はズバリ精神鍛錬という。 発端は、今月の日テレ幹部の異動・昇進人事。目玉は、将来の社長候補と言われる小杉善信氏の常務昇進(6月28日付)だ。同じく社のラインといわれる取締役兼人事局長に桜田和之氏、局の屋台骨となる制作局長に、新