あるときは涙もろい好々爺、あるときは無類のギャンブル狂。果たしてその正体は──。初の自伝『徳光流生き当たりばったり』(文藝春秋刊)を上梓した「徳さん」こと徳光和夫(80才)に、プロインタビュアーの吉田豪氏が迫った。週刊ポスト2021年10月29日号掲載記事の超ロングバージョンをお届けします。(全4回の第1回) 徳光:(いきなり紙袋を手渡して)吉田さん、これどうぞ。近所で買ってきたケーキです。あと、(本を出して)これ読みました! 吉田:『猫舌SHOWROOM 豪の部屋』(白夜書房刊)って、いちばん徳光さんとは無縁の本ですよ! 徳光:あらためて吉田さんはすごいと思って。僕が吉田さんを知ったのは長男なんですよ。サントリーに勤めている長男が、抜群に面白い対談本があるって言ってて、読ませてもらって。僕たちアナウンサーはインタビュアーとしてある意味でプロの世界なんだけども、こういう聞き方、こういう掘り
![徳光和夫が振り返る日テレ入社時 「僕以外はエリート集団だった」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a455e3aff728d2fb81c84ec527184aeb2ca4cab3/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.news-postseven.com%2Fuploads%2F2021%2F10%2F14%2Ftokumitsu_kazuo01_eyc.jpg)