年間2000万人以上の観光客が訪れる神奈川県鎌倉市で混雑した場所での食べ歩きや危険な場所での撮影などを「迷惑行為」と定め、観光客らにマナーの向上を呼びかける新たな条例が、今月施行されました。 土産物店や食品店が並ぶ小町通りでは、今月1日に条例が施行されたあとも、ソフトクリームや菓子などを食べ歩きする観光客の姿が多く見られました。 訪れた人の中には「条例を知ったので食べ歩かないようにしますが、楽しみの一つでもあり人に言われることでもないかと思います」と話す男子高校生や「食べ歩きは見た目もよくないし服に付くと迷惑になるので条例に賛成です」と話す70代の女性もいて、さまざまな受け止めがありました。 創業およそ100年の和菓子店の店主は「鎌倉は食べて、味わう観光もあるのでゆるやかに楽しめるよう条例という形でなくてもよかったように思います」と話していました。小町商店会の高橋令和会長は「ごみのポイ捨て