foodとliteratureに関するjamais_perdreのブックマーク (4)

  • 『同棲することになった。素人童貞じゃなくなった。|素童|note』へのコメント

    昼休み、弁当箱の内側に貼りついたひじきを箸でひとつひとつ剥がしながら読んだ。世界はうつくしさに溢れている。その輝きの合間合間にできた狭くて深い溝、ひじきのような場所に俺は生きている。幻の鉄分を求めて 血涙 変なブコメ

    『同棲することになった。素人童貞じゃなくなった。|素童|note』へのコメント
    jamais_perdre
    jamais_perdre 2019/10/29
    元帳面よりも文学的だと思う。
  • 彼氏の海老油をぶちまけてしまった

    昨夜の話である。彼氏が夕飯にエビチリを作ってくれると言った。 このエビチリがまたうまいんだ。たまねぎがたくさん入っていて、ソースをごはんにかけてべてもうまい。 エビチリ用に有頭海老を12尾買ってきて、頭を切り落とし、大量の油に入れた。海老からたっぷり旨味が出るので、彼氏が「多めに油を入れて、海老油を作ろうか」と言った。海老のエキスがぎゅっと詰まった油… 香味油としてラーメンに垂らしてもいいし、炒飯を作るときに使ってもいい。考えただけでワクワクした。 しばらく横で見ていたが、「今日の夕飯は俺が作るよ」という言葉に甘えて隣の部屋でスプラトゥーンをやって待つことにした。ガチヤグラを2試合やったけど、人が家事をやっているのにひとりでゲームをやるのはちょっと落ち着かなくて、様子を見に行った。 中華鍋に海老を入れながら、彼氏が「できたよ」と海老油がたっぷりと入ったガラスの保存器を指差す。海老のエキス

    彼氏の海老油をぶちまけてしまった
    jamais_perdre
    jamais_perdre 2018/05/03
    「海老油を零して、ごめんねえ」「ははは、いいんだよ。残った海老油で作ってくれたのは美味しかったよ」「おじいちゃんもおばあちゃんもまたその話」という、お節料理を見る度に繰り返される未来の恒例行事。
  • 農家の朝食がパンだった。

    私の祖父は農家であり米を作っていました。米を作っていたのに、朝はご飯では無くてパンでした。 コーヒーにパンを浸しべていました。 そのことに疑問を持ったある日、祖父に聞いてみました。おじいちゃんはお米を作っているのに朝がパンなのは何故なのかと。 それは、糖尿病だったときの習慣だそうです。 祖父が糖尿病になり、糖分の摂取を減らそうと、朝をご飯からパンに変更したそうです。 糖尿病が治っても、朝にパンをべるというのは習慣として残り、ずっと朝はパンなのだそうです。 追記 糖尿病は治らないのでしょうか。そうなら、治ったと祖父が言ったというのは私の記憶違いですね。 ともかく、ご飯に変えても良いのに習慣でパンをべているそうです。 ところで、糖尿病って、ご飯をパンに変えなければならないほどなのでしょうか。当時はそちらに驚きました。 パンでも大して変わらないのなら、祖父のご飯からパンに変えたと

    農家の朝食がパンだった。
    jamais_perdre
    jamais_perdre 2017/12/06
    現代の起源譚だ。『まんが日本昔ばなし』だと、「~となったそうな」で終わるようなの。
  • おやつ箱を漁る上司は殺せない

    多くの職場にはおやつを入れておく箱があると思う。 まれに取引先からもらった高い菓子が入っていることもあるが 多くはコンビニもしくはスーパーで買える袋菓子、 歌舞伎揚げ、アルフォート、ルマンドなどがつっこまれている。 私は、あの箱を漁るおっさんが大好きである。 殺したいほど憎い上司でさえ おやつを漁るおっさんの背中は、最高に色っぽい。 あれだけ厳密にタイムマネジメントして 朝四時起きして出社する部長が、 彼が勝ち取ってきた椅子を離れ、取りにくるのだ。一袋298円の菓子を。 なんて無防備な背中。 高いところまで昇りつめてきた男の疲労と孤独と弱さ。 それを見ると、この男も私と同じ人間で、 私と同じように菓子をべて育ち、 そしてうまくいけば私より先に死ぬんだなあと思える。 そう考えるとすっとして、 他に開封されている菓子がいろいろあるのに 未開封の菓子をワイルドに開けていくデリカシーの無さも含め

    おやつ箱を漁る上司は殺せない
    jamais_perdre
    jamais_perdre 2017/01/23
    タイトルも含め、津村記久子の短編小説っぽくて良い。
  • 1