結核の話題である。 大阪市西成区の、いわゆる「あいりん地区」の結核発症者数は、全国平均の28倍にあたる516.7人に上り、アフリカ諸国と同じ最悪の水準に達しているという。 読売新聞 2月4日(土)17時35分配信 日雇い労働者が集まる大阪市西成区の「あいりん地区」の人口10万人あたりの結核発症者数(罹患(りかん)率)は、全国平均の28倍にあたる516・7人に上り、国別罹患率で最も深刻な状況にあるアフリカ諸国と同水準に達していることが市の調査でわかった。 橋下徹市長は同地区に子育て世帯を呼び込む特区構想を検討しており、罹患率の改善を重点課題に位置づける方針だ。 厚生労働省によると、2010年の都道府県・政令市別の罹患率は、大阪府が29・9人、大阪市が47・4人で、いずれも全国平均(18・2人)を大きく上回った。府は20年連続、市は政令市で40年連続のワースト1となっている。 市の調査では、西