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「第53回GISフォーラム東京」に登壇したGoogle副社長兼Google Japan代表取締役社長の村上憲郎氏の講演後半では、グーグルの今後の戦略について語られた。 「これまでグーグルはインターネット上の情報をインデックス化するということをもっぱら行ってきたが、そろそろまだインターネットに入りきれてない情報についても整理したい、というのが我々の現在のチャレンジである」と氏は切り出した。 まず紹介されたのがブックサーチだ。このサービスはすでに米国でははじまっているが、日本では出版社との交渉が進められている状況だ。書店で販売されている書籍をグーグルに送るとスキャンされるが、この際、グーグルは出版社に対していっさい料金は請求しない。また、全てを読ませたくないという出版社の意向をくみ、ユーザーは3ページほどを立ち読みすることができる。「最近出版社の方と話をするなかで、3ページ分を何回もあちこち読
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