Peter Ritchie氏は、TDD(source)やBDD(source)にこだわることで、良いユニットテストを書かなくなる傾向があるのではないか、という懸念を表明した(source)。特に「インタラクションテスト(interaction testing)」というマントラは、不完全なユニットテスト、すなわち、どのような条件下で利用されても稼働するユニット(オブジェクト)である、という証明ができていないテストをもたらすと述べている。Peter氏の考えで最も興味深いのは、TDDとBDDのそもそもの意図に対する反対意見と受け取れるところだ。 Peter氏の根底にあるのは、クラスの概念は現実世界の概念とは独立した抽象化の仕組みだということだ。これに従えば、良いユニットテスト(source) とは こうした現実世界とは独立しているクラスを検証することである。この考えは、以下のように、TDDとBD