藤原ヒロシの肩書に「ミュージシャン」とあるのを、みんな見落としてるんじゃなかろうか。そう思うときがある。 かれの守備範囲の広さを考えれば、おすすめレストランを教えてもらうのも、ホテルの印象をきくのも、時計のカスタマイズを頼むのもお門違いではない。 しかし1986年の深夜にテレビで見かけたときから、ぼくにとって藤原ヒロシといえばやはり音楽の人だ。そんなわけで、まもなくリリースされるニューアルバムを待ちながら、34年間の音楽活動から33曲を紹介する。 I LUV GOT THE GROOVE / TINNIE PUNX (1986) まずはやはりここから。最初、藤原ヒロシはラッパーとしてブラウン管に現れた。映像はAbemaTV、ではなく31年前のテレビ出演時のもの。高木完とともにラップする藤原ヒロシの姿は今でも or 今では衝撃的。 冬の夜 / 高井戸 (1987) テレビ『冗談画報』の企画で
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