ITベンダーの無神経な提案がダウンサイジングを決断 例えば、年末の繁忙期になると荷物が大量に動き、CPUの負荷が次第に逼迫してくる。それを見越してベンダーからCPUの増強提案がなされるのだが、簡単に数千万~数億円の見積りが出てくると、三原氏は苦々しい表情で打ち明ける。 「当社では、1億円かけてCPU増強しようとすると、その投資費用捻出のために、セールスドライバーがそれなりの個数の荷物を運ばなければならない。年末の繁忙期をしのぐために、それだけのコストをホストに投資する価値があるのかという思いが、ダウンサイジングを決断させた」(三原氏) ベンダーに依存したシステムから、柔軟性や拡張性を持つオープンなシステムへの移行によって、オープンな調達やスキルの標準化、業務の効率化を実現し、高コスト構造から脱却することが現在の最大のテーマになっているという。 佐川急便のダウンサイジングプロジェクトは、主に
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く