2023年9月17日のブックマーク (1件)

  • 与那覇潤「中国化する日本」 - jmiyazaの日記(日々平安録2)

    文藝春秋 2011年11月 これは橋治氏の「橋治という立ち止まり方」で紹介されていたで、同じく橋氏ので紹介されていた安富歩氏の「原発危機と「東大話法」」と同時に購入した。しかしこの2冊は随分と印象の異なるで、書は大変楽しく読めたのだが、安富氏のは読んでいて何だかいらいらしてきた。それは書かれている内容のためではなくて、語り口の問題だと思う。この与那覇氏のは上機嫌である。笑いがあるし、清澄な空気がある。一方、安富氏のは不機嫌で笑いがない。この未曾有の原発危機に際して明るくなんかなれるかということなのかもしれないが、何か予言者めいた悲憤慷慨調というか、わたくしのもっとも苦手とするタイプの真面目さが満ち満ちていて辟易した。安富氏のについてはいろいろと言いたいこともあるが、今書くと悪口ばかりになりそうなので、一呼吸おいたほうがいいように思う。それで、まず与那覇氏ののほうから

    与那覇潤「中国化する日本」 - jmiyazaの日記(日々平安録2)