捕鯨禁止で失業した一家がホエールウォッチング客に襲いかかるスプラッタホラー映画『レイキャヴィク・ホエール・ウォッチング・マサカー』が、6月4日から東京・銀座シネパトス、新宿K's cinemaほか全国で順次公開される。 ホエールウォッチングのため、世界中から観光客の集まるアイスランドの首都レイキャビク。ある日、6組の客を乗せていつもどおりに出航した観光船が、突然の事故で帰港できなくなってしまう。取り残された観光客たちに救いの手を差し伸べた捕鯨船の持ち主は、反捕鯨運動が原因で失業した一家だった。 物語の舞台となっているアイスランドでは、捕鯨が長期間にわたり禁止されており、同作はその事実を踏まえて製作されている。失業した捕鯨一家が観光客を虐殺するという過激なストーリーの脚本は、ラース・フォン・トリアー監督の『ダンサー・イン・ザ・ダーク』で、劇中歌の作詞を担当したシオン・シガードソンによるもの。