前回の記事はこちら:はじまりのはじまり【連載】ひろのぶ雑記 わたしは47歳にして無職になった。 なったわけだが、なにかカッコイイ言い方はないのか。 無職という響きにはなんともいえないペーソスがある。世界大百科事典 第2版によると、 ペーソス【pathos】「そこはかとなく身にせまる悲しい情感」 引用:『世界大百科事典 第2版』(1998年)日立デジタル平凡社 とある。 ペヤングソースやきそばはおいしいが、ペーソスはさびしいのである。 かっこいい無職の呼び方をいろいろ考えてみた。無職も呼び方次第でペーソスを除去できるのではないか。会社に行かなくて済む時間をぜんぶそれに当てて、考えた結果がこれだ。 青年失業家。 どうであろう。この颯爽とした響き。自分はもはや青年ではないような気もするが、サイバーエージェントの藤田社長も43歳にして青年実業家と書かれている記事を読んだことがある。47歳の私が青年