韓国の政府機関が、核燃料として使われる天然ウランなど2.7キロを誤ってゴミとして捨てていたことがわかった。 ウランを紛失したのは韓国の政府機関である原子力研究院で、5月に工事のために設備などを移動した際、天然ウラン1.9キロ、劣化ウラン0.8キロ、濃縮ウラン0.2グラムの入ったケースを誤って一般ゴミとして捨てた。ウランはゴミ処理場ですでに焼却された可能性が高いという。 原子力研究院は「ゴミ焼却場の灰などを調べた結果、環境汚染はなかった」と強調しているが、ずさんな管理に責任を追及する声が上がっている。 [10日21時47分更新]